
New GraduateDiscussion新卒入社社員座談会
新卒として入社し、各職種で活躍する社員がそれぞれの目線でIIJを語ります。
※掲載されている内容はすべてインタビュー当時のものです
Memberメンバー
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2015年入社R.F.
技術職(サービス開発エンジニア)
自社サービスの設計・開発、技術勉強会の運営、AI活用推進の社内プロジェクトに関わる -
2018年入社T.T.
スタッフ職(人事)
採用(新卒・キャリア)から人材開発(新人研修等)まで、幅広く人事業務を担当 -
2023年入社A.C.
技術職(システムエンジニア/プロジェクトマネージャー)
サービス導入支援、顧客対応、移行設計や他サービスとの連携によるプロジェクトマネジメントを担当 -
2024年入社S.A.
営業職
大手企業への提案営業、要望のヒアリング、社内調整、資料・見積書作成などの業務に従事
"IIJらしさ"って、どこにある?

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R.F. -
学生当時、社会人になると、「先輩は絶対的な存在」っていうイメージがあったんですけど、IIJではそれがまったくなくて驚きました。特に技術系の部署だったこともあって、「誰が言ったか」より「何を言ったか」で議論が進むんですよね。立場に関係なく、フラットに話せる空気があって、それがIIJらしいなと思います。
社内チャットも特徴的ですね。雑談もあるけど、基本的にはみんな仕事や技術の話ばかりしてるんです。それだけ「本当に好きでやってる人たち」が多いんだなって感じます。 -
S.A. -
自由な働き方ができるのも、IIJらしさだなって思っています。フレックス制度が導入されているので、それぞれのライフスタイルに合わせて働けるのはすごく良いなと感じています。私の周りでは朝早く働きたい人は7時台から、ゆっくり始めたい人は10時スタートなど、個人のリズムで働けるんです。
仕事の進め方も自由で、提案内容や資料の作り方まで細かいルールはほとんどなくて。自分が「これがベスト」と思う形で、お客さまに向き合えるのは大きいです。 -
T.T. - でもその自由さって、最初は逆に戸惑う部分もあるよね。決まったテンプレがあったほうが安心するという人もいますしね。
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S.A. -
わかります。実際、最初はすごく難しかったです。でも社内チャットで「これやったことある人いますか?」と聞くと、すぐに先輩たちが教えてくれて。
研修では営業も技術も一緒に受けるので、同期の技術職とも自然に交流ができて、今も気軽に「これってどういう意味?」と相談できる関係が続いています。
こうした情報を集める手段がちゃんとあるのは、すごく心強いですね。 -
T.T. -
自由度の高さがIIJの魅力であり、整いすぎてしまうと逆にIIJらしさが失われる気もしていて、そのバランスが絶妙なんですよね。
また、「この人の能力をどう最大化できるか」という視点は、どの部署にもあると思います。プロジェクトでは、立場に関係なく「このゴールに向かうには何が最適か?」という問いに対してフラットに意見が出てくる。やり方は違っても、同じ目的に向かってそれぞれが力を出し合う。そういう個性の活かし方が、IIJらしさだと感じています。 -
A.C. - そうですよね。「この方向に行こう」ってなったときの一体感は、まさに社風だなと。私は技術と営業の橋渡し役をしているんですが、それぞれが自分の専門性を持ちながらも、連携して進んでいける体制がちゃんとあるのがIIJの良さだと思います。その連携の仕組みが整っているからこそ、自分の役割にも意味があると実感できますし、そこに"らしさ"を感じます。

熱を感じるのは、どんな瞬間?
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A.C. - あんまり良い表現じゃないかもしれませんけど……誰かがトラブルに直面してる時、技術的な意見が「ああでもない、こうでもない」と飛び交う瞬間って、みんなすごく目がキラキラしてるんですよ(笑)。「ここが原因なんじゃない?」「こういう可能性も…?」と、自然に考察し始める。やっぱり根っこは技術者なので、困ってる人がいると「一緒に解決しよう」と集まってくる。その空気に一番熱を感じます。 “僕ならこう考える”って、それぞれの視点で言い合えるのもいい環境ですよね。
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R.F. -
わかります。熱って、困ってるときだけじゃなくて、仕事の成果からも感じることがあります。立場的に人に仕事をお願いすることもあるんですけど、たまに、想定を超えたアウトプットが返ってくるんですよ。「お、思ったよりも熱が入ってるな」と嬉しくなりますし、そういう時は成果物のクオリティも高いです。
一方で・・・というのも変ですが、 IIJって“手抜きが下手な人”が多いなって思います(笑)。 AIが話題になったときも、世の中ではスピード感をもって製品化していく流れが強かったんですけど、IIJはあくまで自分たちで確かめてから。「これなら自信を持って出せる」と思えるものしかお客さまには届けない。その慎重さ、誠実さも含めて、「いいものをつくりたい」という熱をすごく感じますね。 -
T.T. -
誠実に、いいものを、という観点でいうと、私が担当する業務は部門の皆さんの協力なくしては成立しません。学生さん向けにインターンシップを実施するときも、どうすればより良い経験をしてもらえるか、IIJとして提供すべき経験は何なのか、ということを常に考えてくださっていると感じます。それぞれの業務があってどれだけ忙しくても”参加してくれる学生さんの為に”と、常にブラッシュアップを欠かしません。
結果として新人のみんなからは入社を決めた理由として、関わった社員が活き活きとしていて、自分の仕事にプライドをもっていることが伝わってきた。という意見をもらうことも多いです。
まっすぐな熱さというか、誠実さが、IIJの強さなんだと思います。 -
S.A. - 営業のチームの視点からだと、私は“諦めない姿勢”に熱を感じました。ある案件で、競合が既存ネットワークを担当していて、金額も安くて……正直、勝算は低いかもと思ったんです。でも、課長も部長も「じゃあ、こう調整しよう」と、最後まで諦めず、お客さまとも丁寧にコミュニケーションを取りつづけていました。どのような状況でもIIJとして真摯に向き合い続け、最後まで諦めない、そういった粘り強さにIIJの熱を感じました。

IIJに合うのはどんな人?

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R.F. -
僕が入社した頃、よく先輩に言われてたのが、「IIJは“〜をやれ”とかじゃなくて、“何がやりたいか”を聞かれる会社だよ」ってことだったんですよね。
入社時点では何も決まってなくてもいいけど、仕事や技術に触れる中で「自分はこれがやりたい」って言えるようになると、すごく働きやすくなると思います。 -
A.C. -
その感覚、僕もすごく共感します。事業領域が広いぶん、「これをやってみたい」と思える場所がきっと見つかるんですよね。
だからこそ、好奇心のある人が向いてると思ってます。今のチームの新人も、技術のバックグラウンドがないけど、技術職として頑張っていて。それを見ていると、本当に「姿勢」が大事なんだと感じます。 -
R.F. - たしかに。結局、“やらされている”よりも、“自分で選んでいる”って感覚のほうが熱量も出ますしね。
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A.C. - もちろん指示は出すけど、最終的には自分で動けるかどうか。僕自身も、そうやって育ててもらったんですよね。好奇心や探究心のある人のほうが、やっぱり伸びるなと思います。
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S.A. - 私も若手のうちから、「どんなお客さまを担当したい?」とか「この案件をどう進めたい?」と聞かれることが多かったです。最初は正直わからなくて戸惑いましたけど、先輩たちが「私だったらこうするかな」と選択肢をくれるんです。任せてもらえるし、支えてもらえる。そこがIIJのすごくいいところだなって思います。






自分が何に楽しいと感じて、何に違和感があるかをちゃんと言語化できる人は、IIJでは自然と道が開けていくと思います。そういう人と一緒に働けたら嬉しいですね。
「自分らしく働きたい人」にとってのIIJとは?

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T.T. -
キャリア開発という観点では、人事として意識的にさまざまな機会を設けています。社員一人ひとりが将来を考える機会を持てるように、継続的に取り組んでいます。
たとえばマネージャー層を招いて、仕事のやりがいや苦労を自由に聞ける座談会を開いたり、自分のキャリアを棚卸しして今後のアクションを整理するプログラムを用意したりしています。
そうした機会を通じて、少しでも自分なりの方向性を描けるようになればうれしいですね。 -
S.A. - 私はまだ受けたことはないんですけど、「ジョブローテーション」や「グローバルキャリア支援制度」など、実際に機会を活用して行動している人は身近にいます。営業から営業企画に行った先輩もいるし、別部署から兼務して新しいチャレンジをしている人もいる。今年はイギリスに行った方もいて、自分の「やってみたい」に対して背中を押してくれる環境だなと感じます。
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R.F. - 「セレクトジョブ」もありますよね。業務時間の2割を他部署の仕事にあてて、普段の業務とは違うことにトライできる。そういう形で、自分の“やりたいこと”や“得意なこと”を見つける機会を会社として用意してくれているのは、すごくありがたいです。
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T.T. - “試す余白”がある、って感じですよね。やってみて「違った」ってなることもあるけど、それを糧に「じゃあ次はどうしようか」って考えられる。ミスが許されるっていうより、試すこと自体が大事にされている。そういう空気はあるなと感じます。
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A.C. -
それって、すごくIIJらしいなと思っていて。さっきも出ましたけど、事業領域が広いからこそ「やってみたい」と思えることが多いし、そこに飛び込める柔軟さがある。
実際、自分の周りでも、異動や制度を活用して新しいことに挑戦してる人が多いです。だから、「何が正解かわからないけど、まずはやってみよう」って思える人には、とても合ってる会社だと思います。 -
S.A. - たしかに。「やりたい」に対してちゃんと耳を傾けてくれるし、それに応える仕組みもある。最初から明確なビジョンがなくても、動きながら見つけていけるのは、本当にありがたいなと思います。

