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IIJ、オンプレミス仮想環境とクラウドを連携するソリューション「VMware HCX on IIJ GIO」を提供開始

オンプレミスとクラウドのシームレスなハイブリッド利用をより容易に実現

2018年10月11日

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、お客様のオンプレミスの仮想環境とIIJのクラウドをシームレスに連携するソリューション「VMware HCX on IIJ GIO」を本日より提供開始いたします。

本ソリューションでは、「VMware HCXテクノロジー(以下HCX)(※)」を活用し、オンプレミスのVMware仮想環境と、IIJのクラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」で提供しているホステッドプライベートクラウド「仮想化プラットフォームVWシリーズ(以下VWシリーズ)」をシームレスに接続します。従来IIJでは、L2ネットワークでオンプレミスとクラウドを相互接続し、既存のIPアドレスを変更せずにシステムを移行するソリューションを提供していますが、今般HCXを用いたソリューションを導入することで、お客様側にて発生する移行負荷を軽減し、オンプレミスからクラウドへの移行や拡張をより容易に実現します。

  • (※)VMware vSphereを搭載するクラウド環境間を、ダウンタイムなくシームレスに移行できるVMware社が開発したサービスです。

VMware HCX on IIJ GIOの特徴

プライベートクラウドのハイブリッド利用を促進

お客様の仮想環境を停止させず、IPアドレス構成を保持したままでの移行(ライブマイグレーション)が可能です。オンプレミスのワークロードをIIJのクラウドへより容易に移動でき、既存リソースの延長として、クラウドを一体的に運用・管理できるハイブリッド利用を実現します。

ネットワーク構築を含めたトータルインテグレーションの提供

お客様のシステム環境とVWシリーズ間のネットワークの設計から、クラウド環境の構築、クラウドへの移行まで、ハイブリッド利用に関するインテグレーション項目をメニュー化し、IIJの技術力を以てお客様システムのハイブリッドクラウド利用を強力に推進します。

東西リージョン間のVWシリーズ利用拡張

VWシリーズの基盤を西日本のリージョンに新たに構築し、東西間の相互利用が可能になります(2018年10月18日提供予定)。DR(ディザスタリカバリ)サイトの構築、複数リージョン間でのリソース共有やワークロード移行に最適です。

インテグレーションメニュー

Basic、Standard、Premiumの3つのメニューを用意しています。

  • Basic:HCXを利用いただくにあたり、必要なセットアップを行います。
  • Standard:Basicに加え、VWシリーズのセットアップ、サイト間のL2接続の設定までを実施します。
  • Premium:Basic、Standardに加え、サイト間のネットワーク構築を行います。

基本メニュー

  作業項目 詳細 Basic Standard Premium
ハイブリッド環境設計 論理NW設計 両サイトにまたがる論理ネットワークに関する要件のヒアリングと設計 ─ ○ ○
デスティネーションサイト(※1)構築 VWシリーズ初期構築 VMware vSphere(仮想化プラットフォーム)基盤のデリバリと各種設定 ─ ○ ○
基盤NW構築 インターネット接続と管理系ネットワークの構築 ○ ○ ○
NSX構築(※2) HCXの動作に必要となるNSX環境の設計と構築 ○ ○ ○
HCX構築 デスティネーションサイトにHCX Manager(※3)を構築 ○ ○ ○
ソースサイト(※4)構築 基盤NW構成変更 必要に応じた既存ネットワークの構成変更 ─ ─ ○
HCX構築 ソースサイトにHCX Managerを構築 ○ ○ ○
サイト間接続 サイト間NW構築 サイト間のネットワークを設計・構築 ─ ─ ○
サイトペアリング サイト間の接続と各コンポーネントの展開 ○ ○ ○
L2延伸 L2延伸のための設定 ─ ○ ○
動作確認 サイト間のVMware vMotion(※5)テストの実施(L2延伸により疎通性を維持したまま仮想マシンが移行されることを確認) ─ ○ ○
  • (※1)デスティネーションサイト:本ソリューションを利用する際の移行/接続先側のサイトです。
  • (※2)NSX(VMware NSX):ネットワーク機能(ファイアウォール、ルータ、スイッチなど)をソフトウェア上で制御できるVMware社の製品です。
  • (※3)HCX Manager:VMware vCenter(VMware vSphereの各コンポーネントを統合的に管理するソフトウェア)と連携し、HCXの各コンポーネントの展開と管理を行う機能です。
  • (※4)ソースサイト:本ソリューションを利用する際の移行/接続元となるサイトです。
  • (※5)VMware vMotion:仮想環境を停止せず実行中の状態で、別の物理サーバへ移行できる機能です。

オプションメニュー

オプションにて以下インテグレーションを提供いたします。

  • (*)StandardとPremiumメニューにのみ追加できます。
  作業項目 詳細 Basic Standard Premium
移行作業 移行要件定義 既存環境の仮想マシン台数、スペックをヒアリングし、移行対象の仮想マシンと移行作業の要件を定義 ─ ○ ○
移行先NW設計 L2延伸や移行後のルート切り替えなどを含むネットワーク設計 ─ ○
移行方式設計 対象仮想マシンごとの移行方式を定義 ○ ○
移行計画 サーバ負荷や帯域、許容されるダウンタイムなどを考慮し移行スケジュールを検討 ○ ○
移行手順書作成 移行対象ごとの作業手順書の作成 ○ ○
移行試験 テスト用仮想マシンの移行と要件チェック ○ ○
本番移行作業 仮想マシンの移行
  • (※)OSの上位アプリケーション等の動作確認は、お客様で行っていただく作業となります。
─ ○
DR環境構築 DR要件定義 保護対象仮想マシンを識別し、各種要件を定義 ○ ○
DR方式設計 各対象仮想マシンについて、RPO(※6)等を設計 ○ ○
DR設定 対象仮想マシンのDR設定を実施 ○ ○
DR試験 本番での切り替えと正常動作の確認 ○ ○
  • (※6)RPO(Recovery Point Objective):データをどの時点まで復旧させるかを決めるDRにおける指標。

イメージ図

オンプレミス環境とVWシリーズの相互利用・移行

オンプレミス環境とVWシリーズの相互利用・移行 イメージ

VWシリーズ東西リージョン間の相互利用

VWシリーズ東西リージョン間の相互利用 イメージ

価格

お客様のネットワーク構成に応じた個別見積です。

IIJでは今後とも、安心且つ便利にご利用いただける信頼性の高いクラウドサービスを提供してまいります。

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